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保育士を取り巻く環境と「3歳の壁」
子どもを預ける保育施設が必要とされてきている中、0歳から2歳までの待機児童を減らすために保育施設が増やされることになりましたが、その結果として3歳以降の預け先が見つからないという問題が発生しています。
これを「3歳の壁」と呼んでおり、社会問題として認識され始めてきています。
さて、この3歳の壁ですが、具体的にどのような問題があるのでしょうか。
3歳の壁にはまず、保護者の環境、そして仕事をしている保育士の環境という2種類の問題が考えられます。
保護者は保護者で仕事をしなければならず、子どもの面倒を見ることができなくなるため、これを改善するためには保護者が自分の仕事環境を変えざるを得ないことになります。
場合によっては勤め先や仕事を変えなければならないというケースもあり、負担の大きさから見ても問題は深刻化していると言えるでしょう。
次に保育士の環境としては、小規模保育施設がそれぞれ連携して仕事をすることになりますので、一人の保育士がより多くの児童を見なければなりません。
それだけでなく、より多くの保護者とも連絡を取る必要が出る、またはより多くの職員との連携の必要性が予想され、コミュニケーション能力も問われることになります。
ただでさえ保育士の手が不足している昨今で、更に3歳の壁という問題が加わることによって、保育士に対してはより多くの労働負担を強いることにつながりそうです。 -
「3歳の壁」を乗り越えるためには
この問題に対しては、保育士の働き方を少しずつ変化させ、問題を改善していく必要があります。
保育士として働くことを希望するのであれば、より視野を広げて仕事を探していくと良いでしょう。
保育園だけでなく幼稚園も視野に入れてみたり、プライベートと仕事のバランスが取れそうな職場を探したり、副業も考えてみるのも良いかもしれません。
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